
山田町において10月2日から開催されている希望郷いわて国体・高等学校野球競技(軟式)に出場されているたくさんの選手のみなさんが「復興やまだ写真展 再生〜五感で感じる山田町〜」へお越しくださいました。
来場された選手のみなさんから寄せられたコメントを一部紹介します。
「実際に津波の映像を見て強いショックを受けました。まさに“百聞は一見に如かず”という言葉通りでした」
「自分の想像以上の現実を目の当たりにし、もう一度何ができるか考える良い機会になりました」
「学校に戻ったら、みんなに震災のことを教えたいと思いました」
「階段に展示してある、たくさんの町民の笑顔が素晴らしかったです」
「自分たちの正々堂々としたプレーで、山田町を元気にしたいです」
来場された8校の選手のみなさんは、それぞれの想いを胸に大会に臨まれ、元気とパワーあふれるプレーに会場は大いに盛り上がりました。
山田町のみなさんも選手たちの正々堂々としたプレーに明るく力強い声援を送っていました。
山田町で10月2日から開催される「希望郷いわて国体・希望郷いわて大会」高等学校野球競技(軟式の部)の開催期間に合わせて開催する「復興やまだ写真展 再生〜五感で感じる山田町〜」のオープニングセレモニーが9月11日(日)10時から、会場となる山田町中央コミュニセンター前で行われました。
セレモニーには役場関係者や住民の皆さん約50人が集まりました。希望郷いわて国体山田町実行委員長の佐藤町長からのあいさつの他、佐藤町長、FIDR岡田事務局長、写真展の企画から関わってくださった「やまだの仲間たち」によるテープカットが行われました。
「五感で感じる」をテーマにしているこの写真展は、1階部分が山田町の紹介と復興への歩み、2階部分は震災関連の写真を展示し随所に五感で感じる仕掛けがしてあります。
実際に写真展にご来場くださった方々は以下のように仰っていました。
「震災前の山田町を見ることができて懐かしかった」
「音を聞くとあの日(震災当日)を思い出す。忘れる事は出来ない」
またゆっくり見に来たいです」
写真展は9月11日(日)〜10月10日(月・祝)までの1ヵ月間開催しています。
この期間にぜひご来場ください。
開催まで一週間となった「復興やまだ写真展」。
山田町中央コミュニティセンターでは会場設営が着々と進められています。
頼もしい有志の「やまだの仲間たち」とFIDRで6月から準備してきたものが形となってきました。1階と2階の写真展スペースには、テーマごとに山田町を「五感で感じる」ことができるような仕掛けが随所にみられ、準備する側の「こだわり」が表現されています。
震災を忘れず伝えていくことの大切さ、希望と共に歩むこれからの山田町、そして支えてくださる方々への感謝。来場される方がそれぞれの想いを胸に抱きながら写真展での時間を過ごしていただけるように・・・。
さぁ、最後の仕上げです!
9月から岩手県にて開催される「国民体育大会・全国障がい者スポーツ大会」の開催行事の一つとなっている「文化プログラム」は、全国から訪れる方々に岩手県の芸術や文化を知っていただくと共に、東日本大震災復興支援への感謝を表す機会となるものです。
FIDRは山田町より、「文化プログラムとして写真展を開催してほしい」との業務委託を受け、7月から町の有志の方々と共に写真展開催のための企画・準備を進めてきました。
この機会に山田町を訪れていただき、温かく味わいのある写真展に是非足をお運びください。
今秋、岩手県山田町で開催される「希望郷いわて国体・希望郷いわて大会」高等学校野球競技(軟式の部)の開催に合わせ、山田町では「復興やまだ写真展」を9月11日(日)から1ヶ月間、開催することとなりました。
「全国から山田町へ訪れる方々に、東日本大震災への復興支援の感謝の気持ちを表したい。また、現在までの復興の歩みを紹介したい」という町役場の担当者の想いに賛同し、写真展開催の協力依頼を受けたFIDRは、町の仲間と共に7月から企画・準備を進めてきました。
幾度となく重ねた打ち合わせや準備作業には、たくさんの「地元で働くやまだを愛する仲間たち」が協力してくださっています。
仕事の合間を縫ってかけつけてくれる頼もしい仲間と共に作り上げている写真展は、手作りならではのオリジナリティに富んだ、温かく味わいのある写真展になることと思います。
この機会にぜひ、ご来場ください!
復興にむけて頑張る人たちや山田町の観光・物産の魅力を通して山田町の「今」をお届けする情報誌「観光やまだ/やまだ物語」。多くのみなさまのご協力をいただき、3月11日に第5号を発行することができました。
震災から4年目に突入した山田町。今号では山田町の未来を担う若いチカラをご紹介しています。この情報誌で復興に向けて前進している町の方々の姿を紹介することが、多くの方々に被災地への関心を持ち続けていただける一助となることを願います。
防潮堤の工事や高台移転のための宅地造成などが本格化し、これから町の景色も大きく変わってきます。今しかみられない復興の様子を実感しに、ぜひ山田町に足をお運びください。
◆◆山田町情報誌は全ページPDFでダウンロードできます◆◆
【vol.5】見開きタイプ (A3判、8P/6.5MB)
【vol.4】見開きタイプ (A3判、8P/3.5MB)
【vol.3】見開きタイプ (A3判、8P/5.5MB)
【vol.2】見開きタイプ (A3判、8P/4.5MB)
【vol.1】見開きタイプ (A3判、8P/5.3MB)
海の十和田湖といわれる美しい山田湾。豊かな自然と海と山の幸、山田町には、観光客を魅了するお宝がたくさんあります。あの震災から3年、町の観光産業の復興も少しずつ進んでいます。
FIDRは昨年から山田町観光協会のみなさんと一緒に、町の魅力を発信するマップづくりに取り組みました。
まずは、震災前からの観光名所、地元の人しか知らない隠れスポット、昔おばあちゃんから聞いた古い言い伝えのある場所など、住民だけが知る情報を収集しました。地域の宝の中には、震災によって失われたり、道路が寸断されたり、まだ再建されていないものもありましたが、その中から復興半ばの今足を延ばせるスポットを選び出しました。
町に長く暮らしている人でも行ったことのない場所や、情報があやふやな場所については観光客の皆さまにお勧めできるかを制作チームのスタッフが自らの足で確認しました。どんな風にアピールしたらいいか、紹介文にも頭をひねりました。
一つずつみんなで確認しながら完成させた町の魅力紹介マップは「岩手県山田町ふるさと自慢マップ」と名付け、持ち歩きに便利なポケットサイズにしました。山田町の道の駅や宿泊施設、近隣の市町村の観光案内所などに置いています。
ぜひ、山田町ふるさと自慢マップを手に、山田町を散策してみてください!
山田町ふるさと自慢マップ〜船越半島エリア(JPEG/2MB)
山田町ふるさと自慢マップ〜山田湾エリア(JPEG/2MB)
漁業と共に町の2大産業である観光産業の復興の一助として、FIDRが企画し、町の有志の方々による発行を支援している情報誌「やまだ物語/観光やまだ」。「山田町の今」「復興への歩み」を発信し続け、これまで町内外の様々な人たちと山田町をつないできました。
現在、第5号を3月11日に発行するにあたり、山田町の編集委員のみなさんは大忙しです!
「山田町の「魅力」をもっと広く発信したい。」
「山田町の「今」をもっと深く知ってほしい。」
そんな熱い思いを胸に、編集委員のみなさんは今日も各地で奮闘しています。
3月11日発行の山田町情報誌、どうぞお楽しみに!
3号発行から半年が経つ9月11日、山田町情報誌「やまだ物語/観光やまだ」第4号が発行されました。
第4号からは、「新生やまだ商店街協同組合」が発行人及び編集人となりました。情報誌の編集が初めてというメンバーが勢ぞろいの組合員のみなさんでしたが、皆で協力し合い、内容の決定からページ構成、取材、撮影、編集まで行いました。※今回の表紙は地元の中学生が描いてくださっています。
新コーナー「山田町商店街」では、町内で頑張っている事業者さんを紹介。まだまだ復旧が困難な中、仮設店舗で頑張っていらっしゃる事業者さんを一人でも多くご紹介していく予定です。
山田の人々の「今」を伝える山田町情報誌を是非ご覧ください。
◆◆山田町情報誌は全ページPDFでダウンロードできます◆◆
【vol.4】見開き/表紙単ページタイプ (A3判、9P/3.5MB)
【vol.3】見開きタイプ (A3判、8P/4.5MB)
【vol.2】見開きタイプ (A3判、8P/4.5MB)
【vol.2】単ページタイプ(A4判、16P/5.2MB)
【vol.1】見開きタイプ (A3判、8P/5.3MB)
【vol.1】単ページタイプ(A4判、16P/5.8MB)
山田町の復興のために、町外からの訪問者や関心を寄せる人を増やして、町を元気にしたいとFIDRは考えています。そのためにはまず町の魅力を発信することが大切です。6月29日(土)、ニコンプラザ仙台(仙台市)において開かれた、山田町を紹介するトークイベントに、スピーカーの1人としてFIDR山田事務所の堀合輝美職員が登壇しました。
このイベントは、山田町の概況、震災による被害、復興に向けた町内外の人たちの取り組みを紹介するもので、堀合職員は、町の観光名称や名産品について、山田湾をはじめとする美しい風景写真や、会場に展示した商品を示しながら説明しました。
質疑応答の時間には、「宿泊する場所はあるのか?」、「仮設住宅入居者の数は減っているのか?」など、現在の町の状況を尋ねる質問が寄せられました。トーク終了後には、来場者が展示ブースを囲み、名産品やチラシを手にとっていました。「やまだ生せんべいか。懐かしいなあ」などと名産品をうれしそうに見つめる姿もありました。
17名の来場者の中には、津波や火事に襲われた市街地の写真に涙する山田町の出身者もいらっしゃいましたが、「山田の自然は、本当に美しい」、「山田町に行ってみたくなった」という声もまた多数聞かれました。山田町に縁のある人にも、これまで山田町を良く知らなかった人にも、町の魅力を実感してもらえたようです。
震災から2年となる3月11日。山田町情報誌「やまだ物語/観光やまだvol.3」が発行されました。「町がどれほど復興してきたか。また、町民が復興へ向けて奮闘している姿を、これまで支援してくださった全国の皆さんに是非お伝えしたい」という編集委員会メンバーの強い思いが、今号には特に込められています。
今号の注目記事は、こぶしを握り奮闘する人々を紹介する「山田町×コブシスト」のコーナーです。今回は町内で復興に向けて活動しているいくつかのグループにスポットを当て、それぞれのコブシの効いた取り組みを紹介しています。かき小屋などの海の幸をはじめ、山の幸を使った特産品、新しくできた物産館などに関する観光情報が満載です。また震災直後から何度も山田町に足を運び支援活動をされてきた、タレントのダニエル・カールさんに山田町の魅力などを語っていただくなど、多くの方々にご協力いただいたことで、大変充実した内容の情報誌を発行することができました。
一歩一歩復興に向けて歩む街と人々の姿を引き続き伝えていきます。
◆◆山田町情報誌は全ページPDFでダウンロードできます◆◆
【vol.3】見開きタイプ (A3判、8P/4.5MB)
【vol.2】見開きタイプ (A3判、8P/4.5MB)
【vol.2】単ページタイプ(A4判、16P/5.2MB)
【vol.1】見開きタイプ (A3判、8P/5.3MB)
【vol.1】単ページタイプ(A4判、16P/5.8MB)
山田町では、震災後1年が過ぎる頃から、被災した工場のうちいくつかが「仮設作業所」という形で再建され、製造ラインの復旧、そして、商品の生産再開へと進んできました。それに伴い、商品カタログ、パンフレットなどが制作され、販売促進へ向けた動きも出てきていました。
しかし、工場の再稼働に向けて、大きな力を注いでいる方々にとって、カタログ作りなどにはなかなか時間をかけられないのが現状。アピールしたい商品の写真も、素人が手持ちのデジカメで撮影したものだったり、盛りつけの例としてセットした料理も見栄えや色合いなどに注意が払われていなかったりするのもいたしかたないところでした。このため、せっかく作ったカタログやパンフレットも、一般の消費者の目には率直なところ「どうもおいしく見えない」という感じで、なかなか買ってもらえそうにはありませんでした。
しかし、試食させてもらうと、実際、どれも「とてもおいしい」のです。
FIDRは山田町情報誌を制作するなかで、震災後復活した名産品をその誌面で紹介するだけでなく、山田町観光協会のホームページ上に掲載することができなかった品々も紹介しようと関係団体と協議しました。重視したのは一つひとつの商品の「おいしい」をしっかり伝えられること。撮影も食品や食材の撮影経験が豊富なプロのカメラマンに依頼しました。
今年8月11日に創刊された山田町情報誌「やまだ物語/観光やまだ」は、読者やメディアから好評をいただきました。山田町在住の方から、「アンケート等を通して、地元にいながら知り得なかった情報があった。」という声、また、山田町を遠く離れ、故郷の様子を心配している方からは、「震災からわずか約1年半のうちに、このような画期的な情報誌が発行されるとは思っていなかった」という声も寄せられました。
そんな中、11月11日に山田町情報誌vol.2が発行されます。今回のテーマの一つが「山田の海の幸」。冬を迎え、牡蠣、帆立貝、鮭など、山田湾の海産物がおいしい季節となりました。10月下旬からオープンしたカキ小屋は、多くの来訪者で賑わい、皆、食べ放題の牡蠣に舌鼓を打っています。そんな山田町の海の幸、また、山の幸をぎっしり詰め込んだお歳暮セットも紹介しています。
一歩一歩復興に向けて歩む街と人々の姿を引き続き伝えていきます。
山田町の経済活性化及び雇用の創出を願い、先月11日、山田町情報誌「やまだ物語/観光やまだ」第1号が発行されました。情報誌への反応は上々で、「NGOが行政や観光協会とタッグを組んで情報誌を発行するのは聞いたことがなく、大変興味深い」「他の地域の見本となるように紹介したい」等、発刊後、多くのマスコミから取材を受けております。
そんな情報誌第1号に続き、山田町情報誌第2号の制作が着々と進行しております。今回のテーマの一つが「山田町の味覚、海の幸」。牡蠣、帆立貝、秋鮭等山田湾の新鮮な海産物を大きく紹介し、山田の魅力をお伝えします。
「個性的な山田町の人々がにじみ出るような広報誌にしたい」
「山田町の人々が少しでも関わり、街の人々から復興の動きが出るようになって貰えたら」
編集委員の様々な思いを形にした情報誌が、山田町が復興に向かう新たな風を吹き込んでくれることでしょう。
震災により、海水浴場や民宿、飲食店など、ほとんどの観光施設が被災した山田町。全国的にあまり知られていませんが、牡蛎やホタテを始めとする海の幸と松茸や椎茸など山の幸に恵まれています。また、「海の十和田湖」と呼ばれるほど穏やかで透明度の高い山田湾では海水浴やシーカヤックなど、マリンスポーツの環境まで恵まれた絶好の観光地です。しかし、昨年の震災以来、観光客は激減しているため、漁業とともに2大産業の一翼を担う観光産業の回復は、山田町の復興への急務といえます。
そこで、FIDRは町の経済活性化と雇用の創出に繋がる、観光産業の復興をお手伝いしています。その一つが、山田町情報誌「やまだ物語/観光やまだ」の発行支援です。
本誌は、今年2月にFIDRが企画・提案し、観光協会を発行人として、役場と協議しながら発行準備を進めてきました。4月には「道の駅やまだ」と商工会、「やまだ夢プロジェクト」を加えた「山田町情報誌編集委員会」が立ち上がり、定期的な編集会議で協議を重ね、8月11日の発行に向け、メンバーが一丸となって準備をしてきました。
そのコンセプトは、観光を軸とした「山田町、復興への姿」。町内外へ向け発信することで、既存の観光客を呼び戻すだけではなく、これまで様々な形で支援されて来られた多くの方々、また、これから支援を考えている方々を山田町と繋ぎます。そして、「3.11」の記憶を風化させないことも目的としています。
表紙は、左右両面開きです。右開きで始まる「やまだ物語」は、5月3日に行われたFIDR主催による「復興応援トーク&ライブ」にご出演いただいた、うつみ宮土理さんと加藤登紀子さんによるインタビュー記事や、町で語り継がれている民話が、さらに復興へ向けてこぶしを握り締めて奮闘する人たちを紹介する「山田町×コブシスト」など読み応えのある記事が盛りだくさんです。また、左開きで始まる「観光やまだ」は、特産品や観光スポット、イベント情報など、行ってみたくなるような情報が満載です。8月3日には、マスコミ各社を招いての発行報告会を開き、新聞社やテレビ局を含む6社からの熱心な取材からは、本誌への関心と期待の高さを感じることができました。
年に3、4回の発行を予定し、県内各地の観光協会や道の駅、県外の岩手県アンテナショップ(いわて銀河プラザ・東京、きた東北発見プラザjengo・大阪など)でも配布しています。是非お手に取って、山田町の「今」をご覧ください。
■タイトル:山田町情報誌「やまだ物語/観光やまだ」
■発行年月日:2012年8月11日
■発行人:山田町観光協会
■編集人:山田町情報誌編集委員会(山田町役場水産商工課、山田町商工会、道の駅やまだ、やまだ夢プロジェクト、山田町観光協会)
■発行部数:26,600部
■規格:全16ページ、 B5版・4色フルカラー印刷